人に対して苦手意識のある犬の9つの特徴
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人懐っこく、フレンドリーなイメージの犬ですが、実は信頼関係ができていない人とのコミュニケーションは苦手だという子も多いです。
今回は、人に対して苦手意識を感じている時の犬の特徴をご紹介します。
1.顔を背ける
犬はなにか嫌だと感じることがあった場合、顔を背けて自分の気持ちを伝えることがあります。
嫌いなお薬をあげる時、興味のないおもちゃが出てきた時、露骨に距離されてしまうこともありますよね。。。
2.あくびをする
あくびは犬にとってのストレスサインです。
嫌なことを続けたり、慣れないことがあると不安に感じたり、緊張したりします。
犬は、そんな風にストレスを感じると自分を落ち着かせる為にあくびをします。
外出中などに愛犬がやたらあくびをしている時はストレスを感じているのかもしれません。
3.人から逃げたり隠れたりする
犬はあまり好きじゃない人が近くに来ると、その場から逃げたり、家具やベッドの影に隠れたりします。
例えば、お風呂が苦手だったり、歯磨きが苦手な犬の場合、お風呂に入れられた人や歯磨きをさせられた人に対して苦手意識を持ったりします。
4.周囲を観察する
犬は自分が嫌なことが起きそうな予感がしたり、苦手な人が近くにいると、警戒心から周りを注意深く観察するようになります。
そして、嫌なことが起きそうになると走って逃げたりします。
5.吠える
犬が嫌がるそぶりを見せているのに、それでも嫌なことをされそうだった場合、吠えることで気持ちを伝えようとします。
歯を剥き出しにして唸ったり、何度も吠えてくる場合はよほど嫌がっていますので、一旦距離を取るなどしてクールダウンさせましょう。
6.人見知りをする
犬は甘えたがりな性格の子が多いですが、誰にでも甘える訳ではありません。
基本的に、甘えるのは心を許した飼い主さんや心を許した一部の人のみです。
そのため、人に撫でられたりすることを嫌がる犬は人見知りをしているのかもしれません。
子犬の頃から母犬や兄弟犬、飼い主さんなどと触れ合う時間が充分でないと、社会性が身に付かず、人に対して苦手意識を持ってしまうことがあります。
7.性格的に怖がりやすい
たとえ、社会性や社交性が身についていたとしても、犬の元々の性格は中々変わりません。
元々怖がりの犬は、初めて起こることや初めて会う動物には不快感を感じたり、緊張したりすることがあります。
また、人間との信頼関係を築くのに時間がかかる犬もいます。
8.警戒心が特に強い犬種
柴犬、ポメラニアン、チワワ、ヨークシャーテリアなど、元々番犬として暮らしてきた犬種は、特に警戒心が強い傾向があります。
警戒心が強い犬に知らない人が近づくと、吠えられたり唸られたりしてしまうかもしれません。
警戒心バリバリの犬に無理やり触ろうとすると、噛まれてしまう可能性もありますので、注意しましょう。
9.トラウマがある
犬の中には、昔辛い経験をしたことによるトラウマを抱えている子もいます。
例えば、昔、人間から暴力を受けたことがある犬なら、人の手が近づいてくることに恐怖を感じることがあります。
それでも無理やり触ろうとするとパニックになってしまいます。
心の傷を癒すには時間がかかりますが、ゆっくりと少しづつ、信頼関係を築いていってください。

まとめ
犬は非常に賢い動物です。自分で物事を考え、好きや嫌いを決めることができます。
そして、その好きなことや嫌いなことを私たちにわかるように伝えてくれますので、愛犬の気持ちをしっかり読み取って楽しい生活を送って欲しいと思います。
もし、愛犬がストレスを感じているようなら、なるべく問題を解決して、無理のない生活をさせてあげてください。