
チワワに嫌がられずにお風呂に入れる「シャンプーをするコツ」
目次
チワワに普段から必要なボディケアの中でも結構大変なシャンプー。
チワワの中でもさらに小型の子なら洗面台でも洗えそうですが、2kgくらいの普通体系の子や興奮したら暴れるような子は中々難しいですよね。
そんなチワワのシャンプーを少しでも楽にするコツをご紹介します。
■チワワのシャンプーの流れ
チワワは比較的体臭が少ない犬種と言われていますので、他の犬種に比べるとあまり頻繁にお風呂に入れる必要はありません。
チワワのシャンプー頻度は月に1回程度で大丈夫と思います。
ロングコートチワワでふんわりとした毛質をキープしたい場合は月に2回ほどでもかまいません。
あまり洗いすぎると毛を痛めたり、皮脂の過剰分泌に繋がりますので注意してください。
【シャンプーの流れ】
①お湯の温度は38度ほどのぬるま湯に合わせる
②シャワーの圧は弱めにして、足からゆっくりお湯をかける
③しっかり泡立てたスポンジか素手で優しく洗う
④流し残しの無いようにしっかり流す
⑤再度③→④の流れ
⑥バスタオルでしっかり拭いてからドライヤーを当てる
スムースコートチワワ、ロングコートチワワに関わらず、しっかりお湯で全身を濡らした後で泡立ててシャンプーしてあげてください。
指の間の汚れ、肛門線絞りなどの細部のケア、シャンプーの流し残しにお気をつけください。
■チワワをシャンプーする際のコツ
シャンプーを始める前に、チワワに『お風呂場は楽しい』『シャンプーの時は良いことがある』と覚えさせると後々にも嫌がることが少なくなります。
お風呂場でドライフードやおやつをあげる、体を濡らした時、シャンプーが終わった後も少しづつご褒美をあげましょう。
また、慣れてきたらシャンプーの前に耳にコットンを詰めたり、眼に軟膏を塗っておくと水やシャンプー液を不快に感じることが少なくなります。
ぬるめのシャワーでしっかりチワワの体を濡らしたら、足から頭に向けて順番に体を洗っていきましょう。
チワワが嫌がりやすい顔は最後に洗うようにして、流し残しがないようにしっかり泡を流してあげてくださいね。
夏にお風呂場で水遊びをしたりすると、シャンプーにも慣れてきます。
ポイントはチワワにとってシャンプーをしている時間が『寒い、気持ち悪い、辛い』という不快な時間ではなく、楽しく気持ちの良い時間になるように、日頃から慣らしておくのがコツです。
■最初はペットサロンに頼むのも手
チワワのシャンプーは月に1回程度ですから、ペットサロン(トリミングサロン)にお願いするのも良いと思います。
ペットサロンにはしっかり機材がそろっていますし、プロのトリマーさんは手慣れていますので、チワワもシャンプーに慣れやすいと思います。
最初はペットサロンにお願いして、慣れてきたら飼い主さんがシャンプーするというのでも全然良いと思います。
ほとんどのペットサロンはシャンプー、ブラッシング、トリミング、肛門線絞り、爪切りなどのケアができます。
どれも慣れるまでは飼い主さんがやるのは大変なケアです。
頼むところはプロに頼めば良いと思います。
飼い主さんとチワワ、どちらもストレスを抱えながら無理にシャンプーをする必要はありません。
■シャンプーが出来ない時は
シャンプーはチワワにとっても体力を消耗するお手入れです。
チワワの体調が悪いは止めておきましょう。
また、老犬や足腰が不自由なチワワの場合も避けておいたほうが無難です。
しかし、シャンプーが出来なければ不衛生です。
シャンプー無しでチワワの体を清潔に保ちたいという時は、『ホットタオルを作って体を拭く』『洗い流さないシャンプーを使う』『シャンプーシートを使う』などでケアしてあげましょう。
体を拭く際に、体を温めながら、適度に皮膚を刺激すると血行が良くなり、マッサージ効果があります。
お湯で洗うのが難しい時は、色々なグッズを有効に使ってケアしてあげてください。