
タバコの誤食で最悪死亡!?愛犬に襲いかかる4つの恐怖
タバコの煙は人間でも犬でも悪影響を与えてしまいますが、そのタバコの吸殻を誤って食べてしまうと愛犬に様々な悪影響があります。
最悪の場合、死に至る可能性もありますので、最新の注意を払いましょう。
タバコを誤飲した愛犬に起こる4つの症状
今回は愛犬がタバコを誤食した場合に起こる4つの症状をご説明します。
1.ニコチン中毒になる
タバコを直接吸わなくても、間接的にその煙(副流煙)を吸うことで周りにいる人にも悪影響がありますよね。
それは犬も一緒で、副流煙を吸うことで肺ガンなどになる危険性があります。
そんな危ないタバコを誤って食べてしまうと、タバコに含まれるニコチンによる中毒症状で体の震えやよだれを垂らすなどの症状が出て、最悪の場合、命を落としてしまうことも。
部屋も寒くない、不安や恐怖を感じるようなことも起きていないのに、震えが止まらなかったり、よだれが止まらないなどの症状があったらタバコを誤食してしまった可能性があるので、すぐに周囲にタバコが落ちていないかを確認してください。
2.下痢や嘔吐
タバコを誤食した場合、下痢や嘔吐の症状が出ます。
何かを誤って食べてしまった場合は異物を出すために本能的に嘔吐下痢が起きるのです。
嘔吐下痢の症状ですぐにタバコの誤食かどうかは判断できないでしょうが、なるべく早く病院に連れて行ってあげてください。
3.興奮状態、幻覚が見える
ニコチン中毒の症状で、興奮状態になり、暴れたりすることがあるそうです。
普段大人しいわんちゃんが急に元気になって暴れだしたら何かの異変かもしれません。
また、ニコチン中毒の症状で『幻覚が見える』というものもあります。
何かを気にするようにキョロキョロ周りを見ているようなら要注意です。
4.痙攣、呼吸困難
小型犬だとタバコ2本が致死量です。
ニコチン中毒が進行すると痙攣を起こし、呼吸困難になります。
ここまでいくとかなり危険な状態です。
最悪の場合、命を落としかねませんので、早急に病院に連れていきましょう。

タバコを誤食した犬に水を飲ませるのはNG
犬が誤食した時に、吐き出させるために水を飲ませる飼い主さんがいますが、タバコを誤食した場合に限っては水を飲ませるのは絶対に止めましょう。
水を飲ませるとニコチンが体に吸収されやすくなり、完全に逆効果になってしまいます。
水を飲ませることにより、ニコチン中毒が一気に進み、そのまま死に至ることにも繋がります。
絶対に水を飲ませず、病院に連れていきましょう。
まとめ
犬はタバコに限らず、その辺りに落ちているものでもなんでも口に入れてしまいます。
テーブルの上や灰皿などのタバコでも毒性のあるものだとわからずに食べてしまう可能性があるので、タバコを吸っている飼い主さんはタバコや灰皿は絶対に犬が届かない場所に置いてあげましょう。