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人間の世界でも『やきもちを妬く』ということはありますが、犬も同じようにやきもちを妬くことがあります。
基本的に人間がやきもちを妬く時と理由は同じで、『飼い主さんを独り占めしたい』『飼い主さんにもっと遊んで欲しい』という気持ちからです。
■犬がやきもちを妬いている時の4つの行動とは?
目次
今回は、犬がやきもちを妬いている時にする行動をご紹介します。
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やきもちサイン①吠える
飼い主さんが他の犬や人も遊んでいる時に愛犬が急に吠える時があります。
そんな時は愛犬が他の犬や人間にやきもちを妬いているのかもしれません。
犬は人間と違い言葉で伝えることができません。
そのため嫉妬の気持ちを吠えることによって伝えようとするのです。
やきもちサイン②間に入り込む
飼い主さんと他の犬や人が並んでいる時に、愛犬がその間に入ってくる時があります。
その行動は「飼い主さんを独り占めしたい」という気持ちの表れです。
間に入り込んで、飼い主さんと他の犬や人間の距離を空けようとしたり、自分に注目してもらおうと思っているのでしょう。
やきもちサイン③気を引こうとする
吠えたり、間に入り込んでくることも、飼い主さんの気を引こうとしてのことですが、その他にも、おもちゃを持ってきたり、トイレを失敗したり、大袈裟な場合、仮病を使う犬もいます。
トイレトレーニングの時に中途半端にしつけをしたりすると、『トイレをすると飼い主さんが構ってくれる』と勘違いしたりするので、そのようなことになります。
やきもちサイン④拗ねる
なんとも愛くるしい話ですが、人間がやきもちを妬いた時のように犬も拗ねることがあります。
飼い主さんが自分をほったらかしにして、他の犬や人間と遊んでいると『距離を取ったり』『そっぽ向いて寝たり』『ため息をついたり』します(笑)。

犬がやきもちを妬く本当の理由
犬のやきもちの根底にあるのは集団で行動をしていた頃からの本能です。
群れの中で生活をしていた犬は、ボスが他の犬に対する態度によって、自分の順位がわからなくなり、混乱してしまうことがあります。
そこで、順位付けをするために、ボスの前で他の犬や人間を攻撃し、自分の立場を誇示するのです。
飼い主さん(=ボス)に認めてもらいたい、自分が1番になりたいということなんですね。
注意する時は『赤ちゃんが産まれた時』『新しい犬を迎えた時』など家族が増えた時です。
多頭飼いのご家庭では、犬同士に序列を決めさせて、犬同士が決めた序列を崩さないようにしてあげましょう。
まとめ
やきもちを妬いている愛犬の気持ちを考えると本当にかわいらしいですが、あまりにほったらかしにしておくと、愛犬の心が本当に傷ついてしまうことになるかもしれないので要注意。
愛犬が不安を感じないように、時間がある時は一緒に遊んだり、お散歩に連れていって、しっかり構ってあげましょう。