
■ドッグフードの食いつきが悪い場合の5つの対策
目次
何かの病気を抱えていたり、体が衰えてきている場合、わんちゃんの食欲が低下してしまうので、工夫してフードを食べさせる必要があります。
子犬の場合は『低血糖』老犬は『健康維持』のために、毎日の食事は大切ですので、食欲が低下している愛犬には工夫をしてフードを食べさせてあげてください。
1.ドッグフードの種類を変える
愛犬の食いつきが悪い場合、ドッグフードの種類を変えると食べてくれる場合が多いです。
その場合、水分量の多いウェットフードやセミウェットフードを試してみてください。
わんちゃんは人間と比べて、嗅覚がかなり優れていて、なんと人間の1000倍〜1億倍もの嗅覚を持ち合わせているとも言われているそうです!
そのため、水分量が多く香りが強いウェットフードのほうがドライフードより食いつきがよくなることが多いです。
特に、嗅覚系の病気を抱えていたり、体が衰えていたりするわんちゃんは香りの強さが重要です。
ただし、ウェットフードは太りやすいので、あげ過ぎないように注意してください。
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2.ウェットフードを温める
ウェットフードやセミウェットフードに変えても食べてくれないわんちゃんには、フードを人肌くらいに温めてあげると良いです。
このやり方だと、レンジなどで簡単に温めれて、しっかり香りが強くなるので食欲をそそります。
温め過ぎると栄養素を損ねますし、火傷の恐れがあるので、あくまで人肌くらい(手で触れるくらい)の温度であげてください。
3.ドライフードをお湯でふやかす
ウェットフードやセミウェットフードは、一般的なドライフードよりややお値段が高いです。
頻繁にあげることによる金銭的負担が気になるようであれば、ドライフードをふやかすのも効果的です。
ドライフードをふやかす場合も、火傷防止や栄養素を損なわないためにも熱湯は使わないようにしましょう。
ドライフードがしっかり浸るくらいまでお湯を入れ、10分ほど置いてから、食べさせてあげてください。
これで食べない場合は、無調整豆乳、お魚やお肉などの出し汁などをかけてあげると、さらに食いつきが良くなります。
4.フードにトッピングをする
わんちゃんは大抵トッピングみたいなものが大好きなはず!
ウチの子は特にチーズ系が大好きです。
チーズは塩分少なめのものがあれば、そちらのほうが安心です。犬用じゃなくても人間用で大丈夫です。
粉チーズをかけるのも簡単ですね!
他にもお肉やお魚系、お刺身なんかも好きなわんちゃんもいます。
特に青魚にはDHAやEPAなどの成分が入っており、老化防止や健康維持に最適です。
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5.果実を絞ってかける
我が家ではまだ試したことはありませんが、獣医さんに聞いた方法で『果実を絞ってかける』というのもあります。
わんちゃんは甘味、苦味、酸味、塩味、旨味の五種類の味覚を感じるらしく、中でも甘味が1番強く感じるようです。
嗅覚は人間の遥か上をいくわんちゃんですが、味覚はかなり鈍感らしいです。
わんちゃんは味覚ではなく香りでご飯を楽しんでいるんですね。
そんな舌音痴のわんちゃんも甘味には敏感らしく、甘いものは大好きな甘党さんのようなので、果実を絞ってあげるのも食欲増進に効果的です!
ちなみに人間の感じる人工的な甘味は、犬にとっては苦く感じることもあるそうなので、フードにかけるのはあくまで果実の果糖をあげてください。
注意する点としては、中毒成分のあるブドウはNGです!
りんごやキウイ、バナナなどをすりつぶしてフードに混ぜてあげると喜ぶんだそうです。

まとめ
わんちゃんの食いつきを良くするためには、『香り』と『水分量』が大切です。
健康維持のためにも毎日の食事は大切です。
色々なレパートリーでわんちゃんの食欲を刺激しましょう。