
放っておくと問題行動に⁉︎チワワが甘噛みをする5つの理由と直し方
目次
子犬のチワワの甘噛みは見ていて非常にかわいいですが、それを放置すると子犬の甘噛みはエスカレートする危険も!
怪我をする前になるべく早めにチワワの甘噛みを止めさせないといけません。
今回はチワワが甘噛みする理由と直し方についてご紹介します。

■チワワの甘噛みってどんなもの?
『甘噛み』とは、子犬が本気で噛むのでは無く、力を加減して軽く噛む行為です。
人や他のわんちゃん、おもちゃなど、子犬の頃はとにかくなんでもカミカミしてしまいます。
ウチにいる二匹のチワワもウチに来てすぐはなんでも噛んでました。
実はチワワにとって甘噛みは遊び感覚のコミュニケーションでしています。
チワワは子犬の間に色々なモノを噛んだり噛まれたりして、力加減を学びます。
犬同士であれば、ボスや母犬が群れのルールを教えるために子犬を噛んだらすることもあります。
このように、チワワの成長過程で甘噛みは必要なもので、成犬になると自然に収まっていきます。
しかし、しっかり教育ができていないチワワの場合、成犬になっても甘噛みが収まらないことがあります。
正しく甘噛みを覚えていないと、成犬になって噛む力も強くなっているので、ケガをさせてしまうなど、思わぬ事故になりかねません。

■チワワはどんな時に甘噛みするの?5つのパターン
チワワが甘噛みをしてくる5つのパターンをご紹介します。
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1.じゃれている時の甘噛み
子犬の頃は、ブリーダーさんの元やペットショップなどで一緒に暮らすわんちゃんと甘噛みをし合うことがコミュニケーションの中心となります。
じゃれ噛みと言うようなもので、敵意はありませんが、力加減に失敗してケンカになることもしばしば。
2.歯がかゆい時の甘噛み
チワワの子犬は、歯の生え変わりの時期にはどうしても歯が気になります。
チワワは自分の手で歯を触ることができないので、何かを噛んで歯を刺激するのです。
3.甘えてる時の甘噛み
チワワが甘えたい時に愛情表現のひとつとして甘噛みをしてくることがあります。
前歯だけで噛んでくる時は愛情表現であることが多いです。
4.興奮した時の甘噛み
チワワは興奮すると、目の前にあるモノに噛み付いてしまうこともあります。
好きなおもちゃで遊んでいて、テンションの上がってしまった時にする甘噛みです。
5.要求がある時の甘噛み
チワワはお腹が空いた時、遊んで欲しい時などにも甘噛みをしてきます。
この時に甘やかしてしまうと、噛み癖がついてしまうので要注意。

■甘噛みの直し方
甘噛みはチワワからするとあくまでコミュニケーションですが、成犬になってからトラブルを起こさない為にはしっかりと対応する必要があります。
ここでは具体的な甘噛みの直し方をご説明します。
痛い、ダメ、ノーと統一した言葉で注意する
チワワに甘噛みをされた時は『痛い』『ダメ』『ノー』などの言葉で、甘噛みは駄目だということを伝えましょう。
注意する際は、短く伝わりやすい言葉で統一し、チワワを混乱させないようにしましょう。
また、低い言葉で冷静に言葉を出すと伝わりやすいです。
遊ぶのを止める
チワワと遊んでいると、興奮しすぎて甘噛みをしてくることがあります。
そんな時は、甘噛みされた瞬間に遊ぶのを止めてみましょう。
それを繰り返すと、甘噛みをすると遊んでもらえないと学習します。
大きな声で騒がない
チワワが甘噛みをしてくる時は、興奮している場合が多いので、飼い主さんは冷静に対応しましょう。
あまり大きな声で反応すると、チワワは遊んでもらってると勘違いすることがあります。
また、おやつやフードで注意を逸らすのは絶対ダメです。
甘噛みをするとご褒美をもらえると勘違いして逆効果になりますので絶対に止めましょう。
噛んでもいいおもちゃを与える
何かを噛むという行為自体はチワワにとって本能的ない行為です。
なので、ある程度の甘噛みは仕方ないと諦めることも大切ですが、それでも人間に対しての甘噛みは止めさせましょう。
チワワが甘噛みしてきたら、噛んでもいいおもちゃを渡してあげましょう。
おもちゃは好き嫌いがあるので色々試して、自分の家のわんちゃんに会う物を探してあげてください。
犬同士で遊ばせる
上記の通り、チワワは子犬からの成長過程で甘噛みは大切な学習行動です。
そのため、わんちゃん同士でしっかり遊ばせて、甘噛みについて勉強させるのも良いでしょう。
わんちゃん同士で遊ぶ事は、社会性やルールを学び、成長していくためにも効果的です。
■まとめ
チワワの甘噛みをきちんとコントロールできるようにしつけができると、その過程で飼い主さんとの絆ができます。
一度、信頼関係が出来れば、他のしつけをする際もスムーズになりますので、是非トライしてみてください!
チワワには個体差があり、甘噛みの理由も様々なので、しっかり向き合ってあげてくださいね。